【激アツ】新たな沿線地域『箕面』と北急車の歴代ラッピングを徹底解説!

鉄道

こんばんは、金色スバルです!

POLESTAR Ⅱには何通りのラッピングがあるの?」「どうして箕面萱野駅の駅番号が『M06』なの?」など今年3月23日に開業した北大阪急行電鉄と箕面萱野駅周辺の魅力を知りたい方必見です!

今回の記事では、初心者向けに新駅「箕面萱野駅」に隣り合うロータリーの整備から駅から東に向かって徒歩10分のところにある住宅展示場まで幅広く解説します。

<mark style="background-color:rgba(0, 0, 0, 0);color:#e6b422" class="has-inline-color"><strong>金色スバル</strong></mark>
金色スバル

当記事では「大阪初心者や大阪の地下鉄がわからない人」や「箕面市など北摂エリアの魅力をPRする歴代のラッピング車両を見に行きたい人」に向け、ずっと便利になった箕面萱野について紹介します。

そもそも箕面萱野駅をご利用されるお客様は、近隣の北摂エリアからお越しのファミリー層がほとんどです。

近畿圏外からのお客さまには、「みのおキューズモール」の高架下店舗や子どもが喜ぶ場所に際して詳しくない方々が多いと思います。箕面萱野駅より先の延伸計画や川合・山之口地区における大阪モノレール新駅設置計画、会員制倉庫型店「コストコ」などの誘致計画も取り上げていますので、ぜひご覧ください!

それでは、どうぞ!

※当記事で使用している画像は大阪市高速電気軌道株式会社、北大阪急行電鉄株式会社の2社から事前の許諾を得て撮影しました。

北大阪急行電鉄9000形 POLESTAR Ⅱ2024年6月現在7本が在籍していて、7本のうち2本がフルラッピング車です。

フルラッピング車のデザインは緑地公園駅以北の沿線風景として馴染みがある「竹林」をモチーフとしています。色彩は側面上部が「菊炭色」、腰部が8000形「ポールスター」でも馴染みのある「マルーン」・「アイボリー」・「レッド」の3色です。側面窓周りは濃いマルーン系の地色に竹柄のグラフィックとグラデーションが配置されています。先頭部は「マルーン」をベースとした「落ち着き」のあるカラーリングです。2次車までに設置されていたシート中央の握り棒は廃止され、座席幅を短くすることでドア周辺の立ちスペースが拡大されました。乗り降りがスムーズになり着席区分も無くなったため、体格に応じて座りやすくなった訳です。

荷棚の先端は立席のお客様が掴まりやすい形状に変更されました。ブラインドカーテンの柄は外観と同様に「竹」がテーマです。ナチュラル系素材をふんだんに用いることにより車内にマッチしたデザインとなっています。色彩は一般車両用が「若竹色系」、女性専用車両用が「紅梅色系」です。双方とも壁面色に馴染み新鮮さを与えます。「若竹色系」はさわやかなイメージであるのに対して、「紅梅色系」はやさしいイメージです。素材の質感についてもソフトな印象になります。

9001Fと9002Fはステンレス地に帯色フィルムを貼るスタイルですが、2020年2月24日には北大阪急行開業から50周年を迎えることを記念して9001Fの両先頭車にラッピングが施されていました。ラッピング内容は開幕50周年を迎える1970年大阪万博のパビリオンなどの写真や北急のマナーキャラクター「北鳩家族」が当時の大阪万博に訪れる様子です。

今年3月23日に箕面萱野駅-千里中央駅間の約2.5kmが延伸開業することに伴って3本が増備されました。車内には緊急事態発生時の非常用設備等の設置位置や使用方法、機能などがわかりやすく表示されているのです。他にも、車内の映像や音声を記録することが可能な防犯カメラが初めて設置されました。ラッピングはすべて箕面市の魅力を案内するものです。9005Fは他の増備車に先立ち営業運転に入っていて、市のキャラクター「滝ノ道ゆずる」と「モミジーヌ」をあしらったデザインになりました。9006F、9007Fは明治の森箕面国定公園や日本の滝百選に選ばれた箕面大滝など、もみじを基調としたデザインです。側面には、箕面の美しい四季の移ろいが鮮やかなグラデーションで表現されています。

北摂エリアは、四季折々に美しく観光資源としてふさわしい地域です。子育て支援が充実していて英語教育やおいしい地域の食材を使用した給食、すべての公立小中学校での9年一貫教育といった教育などの取組も行われています。多種多様なラッピング車両に出会うことで北摂エリアの隠れた魅力を発見し実際に暮らしてみたくなるでしょう。

> 箕面萱野駅の駅ナンバリングはなぜ「M06」なのか?

箕面萱野駅のナンバリングが『M06』となっているのは、Osaka Metroの基準に合わせているためです。

北大阪急行電鉄は、2024年6月現在箕面萱野駅-江坂駅間の8.4kmを結んでいます。Osaka Metroの場合駅ナンバリングは起点駅をすべて11とするスタンスです。

御堂筋線では江坂駅を起点としてなかもず駅までナンバリングが振られています。御堂筋線に乗り入れる南北線は緑地公園駅を10、桃山台駅を09として数字を減らしていく形式にしたのです。箕面萱野駅の駅ナンバリングは、御堂筋線とナンバリングを一体化するため『K06』ではなく『M06』となっています。『M06』のMは路線記号で御堂筋線の駅番号を表しています。乗り入れのない路線の最も若い駅ナンバリングは四つ橋線を例にとると、西梅田駅の『Y11』です。駅ナンバリングを決定するときの起点駅は東西に延びる路線が西側、南北方向に走る路線は北側を基準としています。番号が11から始まるのは、将来地下鉄が延伸することになった場合などに、番号の変更を伴わずして即座に対応ができるためです。駅ナンバリングは旧大阪市交通局時代の2004年7月1日に導入されました。だが、駅ナンバリングを設定した時延伸計画はほぼ途絶したのです。

北大阪急行電鉄南北線が箕面萱野駅より先に延伸することができる見込みは十分にあり得ます。箕面萱野駅を別の場所に移転すれば可能です。移転後、現在の箕面萱野駅は留置線や車両基地になります。延伸計画は亀岡市への延伸を含んでいるのです。箕面市は、ボートレースで得た収益を建設費に活用しました。ボートレースで賄われた収益金は今後川合駅(仮称)の設置に関わる費用の財源に充当されると見られているのです。箕面市の川合・山之口地区は1995年から2000年まで大阪モノレール彩都線延伸による新駅設置と関連がある土地区画整理事業が地域で協議されていました。ところが、地権者の合意が整わずまちづくりは結果として棄却されたのです。2018年には、まちづくりに対する検討が再開されました。業務代行業者が提案した主要な土地の活用例には商業施設や沿道サービス施設、物流施設、業務施設、共同住宅、住宅、農地などが挙げられます。なかんずく興味をそそられるのが、大型商業施設「コストコ」の誘致計画です。土地利用計画案では、中心に大型商業区画が設けられる予定になっています。

外国からのお客様をはじめとして誰彼の区別なく単純明快に大阪の地下鉄をご利用いただけるよう導入されたものが駅ナンバリングです。まずまずの儲けがあると予測されれば、もしかすると『M05』~『M01』の駅ナンバリングが追加導入されるのかもしれません。

新しく終着駅となった箕面萱野駅周辺には、大型ショッピングセンター「みのおキューズモール」や箕面市立病院などの公共施設があるのです。

箕面萱野駅開業と時を同じくして北側交通広場にバスターミナルが整備されました。発着路線は阪急バスと箕面市のコミュニティバス「オレンジゆずるバス」です。各のりばには案内ディスプレイが設置されています。おりばはかつて「かやの中央」という名の千里中央行き専用の停留所でした。バスターミナル上空と高架下には、通勤・通学時の買い物需要に沿う「みのおキューズモール STATION棟」が新たに整備されました。箕面萱野駅の高架下店舗は「STATION 2棟」と呼ばれていて、飲食などの店舗が豊富です。2017年12月21日、萱野にある箕面市立病院が船場東に移転建替をすることが決まりました。新病院は2027年度に開業し、住民に良質な医療を提供する予定です。箕面市立病院は1981年7月7日に開院してから地域医療の中核を担っています。開院から40年以上経過したため、施設や設備の老朽化が進行しているのです。設備・施設の課題を解消するために、新病院の建設工事が始まりました。現在の市立病院は箕面萱野駅から徒歩18分の場所ですが、移転先は箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅の双方からアクセスが可能になります。

「みのおキューズモール」は家族のおでかけに好都合な施設を備えた大型ショッピングセンターです。EAST 1Fにキッズスペース「Q’s Land」があり、雨の日でものびのびと遊ぶことができます。ママ・パパがお子様を見守る席も準備されている安全・安心な遊び場です。CENTER 2Fフードコートには、補助便座なしで使える子ども用サイズのトイレがあります。保護者の見守りのもと、子供たちも笑顔でいられる快適なトイレです。授乳室はCENTER 2FとEAST1 1Fの2箇所にあります。授乳室にはミルクを作るための給湯器のほか、EAST1 1Fには調乳スペースや体重計が整えられているのです。「みのおキューズモール」から東側へ歩いて7分の地に、カフェ&レストラン、フラワー&グリーンショップ、フィールドアスレチック、ライフスタイルを体感できる42軒のモデルホームなどを揃えた住宅展示場「ABCハウジングウェルビーみのお」があります。カフェの看板メニューは本格派のピッツァです。ピッツァは北摂産の食材を使用していて、間伐材を活用した薪窯で焼き上げられます。公園に近接するテラス席では本格的なBBQもエンジョイできるのです。

箕面萱野駅周辺は緑が多くさわやかな空気に包まれていて、「みのおキューズモール」ではママと子育てに関連する豊富なイベントが開催されます。市立病院の船場東移転はフロア内の各クリニックとの地域医療連携を強化し、公共輸送機関を軸とした足によりバスの利用者が増えるでしょう。

紹介した疑問を解消すれば、延伸開業に沸く箕面萱野へ電車1本で行き、新しく完成したSTATION棟のグルメが楽しめます!

最後に、今回の内容をおさらいしましょう。

POLESTAR Ⅱのラッピング

うち2本がフルラッピング

1・2次車に比べてスマートなデザイン

延伸開業に伴い増備された3編成には箕面市をPRするラッピング

箕面萱野駅の駅ナンバリングが「M06」の理由

Osaka Metroの基準に合わせている

駅ナンバリングは、北側の駅から順に11、12、13・・・となっていて、将来の延伸に対応できるようになっている

経費に見合った需要があれば、「M05」~「M01」のナンバリングが追加されるかもしれない

言い続けますが、萱野地域は高度経済成長期の千里ニュータウン整備と同時に開発が始まりました。周辺は、穏やかな田園風景が保たれてきた地域です。田畑と昔からある住宅地の中に複数の商業施設などが開業し、まちの開発が進みました。

萱野エリアを思う存分楽しんだ後は、延伸区間の中間地点にある箕面船場阪大前駅周辺の潜在的な魅力もお楽しみください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました